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悔やまないで
後悔したくない。でも、生きている以上、ひとつやふたつ、三つや四つ、後悔してしまう。
どんなに真剣に生きていても、人は後悔する。
それは、失敗した時、しくじった時、取り返しのつかない事に遭遇した時、初めて「あっ!!」と、気付けることがあるからだ。
そして人は、「ああすればよかった・・・」と後悔する。
一日二日の後悔ならいいが、一年二年、中には一生涯、後悔し続けながら生きている人もいる。
それはいけない。自分自身を傷つけていないだろうか。後悔して結果が変わるわけではない。むしろその結果を、活かせるように生きなければ、あなたも、あの人も、関わった人たちも、しあわせにはなれないのではないか。
日本人は自分を責めがちだと思う。それは責任感の表れだと思うけれど、どこか暗く出口が見えない。一体いつまで、どこまで自分を責め続け、後悔し続けたらいいのか。
孤独な時代、いろんな事をひとりで背負っている私たちの荷は重い。
しかし、重いのが当たり前にはしたくない。
後悔は、成長した証拠、進化した証拠、気づけた証拠、悟った証拠、そうパッと切り替えて、前を見て歩きたい。成長した自分がしあわせになり、身近な人もしあわせにして行く。
後悔した分、これから一層人をしあわせにできるんだと思って、それ以上後悔しない。
もし、謝りたい人がいるならば、「ごめんなさい」。
そして、「ありがとう」と伝えよう。
すでに伝えたくても伝えられない場所に行ってしまった人には、その人が目の前にいると確信して言う。
それは必ず伝わっている。いずれそれがわかる時がある。
だから、安心して、後悔を越えて行こう。
平史樹