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カウンセリング

チャレンジカウンセリング

これは問題(プロブレム)なのだ!と本気で思ってしまって、カウンセリングがうまくいったためしはありません。

これは挑戦(チャレンジ)なのだ!と常に切りかえてカウンセリングをしています。

ちょっとした言葉遣いの違いのようでもありますが、問題だと思ったり言ってしまったりすると、どうしてもネガティブな気分を引っ張り出してしまう。批判的な思考を刺激してしまう。言動もネガティブになりやすいのです。

それでは解決するものも解決しないのです。

たとえば散らかった部屋で鍵をなくしたとします。それが問題だと思うと、散らかっているのが悪い、散らかした人が悪い、どうして散らかってしまったのだ?など、ついネガティブな方向に焦点を当ててしまいがちになります。

それを挑戦だととらえると、どんなに散らかっていても良い、とにかく鍵が見つかれば良い、どうやったら見つかるだろう?と、物事をポジティブにとらえ、ポジティブな気分を引き出し、ポジティブな言動を生み出す元となります。

これはシンプルな考えなのですが、実践するとなると大体皆足踏みします。

ものごとをネガティブにとらえる癖は、誰もが多かれ少なかれ持っているものだからです。

頭で理解できても、心や体が勝手にネガティブな方向に反応してしまうのです。

しかし、カウンセリングでものごとをネガティブにとらえても、なかなか良くなりません。

だからわたしはチャレンジカウンセリングです。どんなことでも問題とはせず、挑戦だととらえて取り組むカウンセリングをしています。

心理カウンセラー 平史樹

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