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いつだって、今いる世界はとっても狭い

「みんな見てるから」「みんなが納得しないから」「みんなに誤解された」「みんなに嫌われてる」・・・その「みんな」って誰のことでしょう?

その「みんな」は今、名前を挙げられる程度の人数じゃありませんか?一体何人いるでしょう?5人?10人?100人もいるでしょうか?

このまちだけでも、48万人暮らしています。小さな市ですら、一人の人間からすれば途方もなく大きく広い世界です。暮らしていても、一生会わない人のほうがずっと多い。日々同じ駅を使っていても。

いつだって、今いる世界、一人の人間が日常的に関わり合う世界は、とても狭い世界です。環境が変われば出会いも変わり、出会った人によって、人は変わります。

今の自分は、親をはじめとしてこれまで出会った人に刺激されて出て来た、あなたの人格のほんの一面です。

環境が変われば、違う人と出会い、違う自分が出てきます。

家庭も、学校も、職場も、地域も。違う環境で、あなたはこれまでとは別人のようになります。

今の自分に自信をなくしていたり、嫌気がさしていても、狭い出会いの世界の中でそう感じているだけ。

あなたの中には、あなたが知らないすばらしい部分がまだまだたくさんあります。

また、あなたの知らないあなたのすばらしさに、気づける人も広いこの世にはいっぱいいます。

今の自分にうんざりしても、それは狭い世界の中で感じているあなたのごく一部。

自分はこんな人間だとは決め付けず、いつだって無限に近いほどの出会いと、無限に近いほどの可能性が、自分の中にまだまだあることを忘れないでくださいね。

心理カウンセラー 平史樹

 

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