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カウンセリング

あの人のことで頭が一杯!(言いたくても、言えない篇)

「どうしても、あの人のことが気になってしまう・・・」と言うと、恋愛なんかがすぐに思い浮かびますが、片思いの遠いあの人、という場合もあれば、毎日顔を合わせる職場の人や、同居している家族のこともあります。

好きな人もあれば、嫌いな人の場合もある。

でも、どうしてこんなに気になってしまうんだろう?

今回は、あなたがその人に「言いたいことがあるのだけれど言えない」という可能性を考えてみてください。

気になってしょうがない人がいる場合、あなたの中に何かその人に伝えたいことがあるのかも知れません。

もしもあなたに心当たりがあるのなら、直接でも手紙でもメールでも、早く伝えるのに越したことはありません。

そして、伝えるなら正直に。率直に。

それができないから悩んでいる!のであれば、誰もいない場所で、目の前にその人がいるつもりで、話してみてください。

自室でも、トイレでも、お風呂場でも良いです。

言いたいことは、告白かも知れない、愚痴や文句かも知れない、たまった鬱憤かも知れない。

相手が真剣に聞いてくれていると想像して、正直にぶつけてみてください。

思うだけではだめです。声に出してみてください。

すると、本人はそこにいないのに、あなたの中に変化があります。

正直な気持ちを言えたほど、変化は大きいように思います。

変化とは、人によって様々ですが、解放感や自由、安堵感を体験できると思います。

これをやってから、実際に本人に言えるようになることもあります。

これは、亡くなった人に伝えたかったことを伝える方法でもあります。

伝えたいことがある人が元気ならば、生きて会える日々を是非大切にしたいものです。

心理カウンセラー 平史樹

 

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