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カウンセリング

色は心の鍵

長年、抗不安薬などの心を落ち着ける薬を飲み続けているというかたに時々出会います。

そんなかたにカウンセリングをお勧めした際、実際にお話をして頂いてみても、特に大きな悩みが見当たらなかったり、雲をつかむような話が続いたり、大きな悩みは特にない・・・となった時、カラーセラピーをお勧めしてみることがあります。

ご自分で選んだ色を見ながらお話をして頂くと、それまではぼやけていたお話の視点がギュッと絞り込まれ、目が覚めたようにいきいきと具体的な体験の回想などが始まることがあります。

カラーセラピーは表現療法のひとつと言えます。ご自分で選んだ色が、そのかたの思いを引き出させるのでしょう。

話すことがうまくできない時、色は心を開く鍵となるのです。

心理カウンセラー 平史樹

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