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「死にたいんです」というご相談は少なくありません。

スーパーでお買い物をし、子どもを塾まで車で送り迎えする主婦だったり、今晩のプロ野球の試合を楽しみにするサラリーマンだったり、友だちとラインで冗談言い合う高校生だったり、・・・そんな、街中を普通に歩いている人が、心の中に死にたい思いを抱えていることがあります。

ご近所の人も知らない。職場の同僚も知らない。友だちも知らない、恋人にさえ、それだけは黙っている。

でも、もし心の中で「死にたい」思いがあるのなら、どうか教えてください。

ひとりで苦しみ、ひとりで死んでいかないでください。

昨日より今日、今日より明日、少しずつでも良くなって行く方法が必ずあります。

取り返しがつかないとか、どうにもならないと思えるようなことでも、必ず救いの道がどこかにあります。

どうか、人を頼ってください。

これまでの人生で、だれにも頼ったことがなくても、もう、頼っていい。

「迷惑をかけたくないから」と、ひとりで抱えていてはいけない。

身近な人に、勇気を出して打ち明けてみてください。

カウンセラーでよければ、お話を聴かせてください。

どうか、ひとりぼっちで死んでいかないでください。

心理カウンセラー　平史樹