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カウンセリング
生き方の選択肢
インターネットで買い物をする時の喜びは、なんと言っても選択肢の多いことではないでしょうか?
ウバの紅茶が飲みたい。しかし近所の店には無いと、インターネットで検索したら、出るわ出るわ。細かな産地や製法、製造者のこだわりなど、比較して選ぶことの楽しいこと。
物の選択肢は無限に広がる今日、生き方や考え方の選択肢はどうでしょう?
人は一人ひとりが個性的なのに、生き方の選択肢が少ない。特にここ日本では少ない気がします。
実際は、生き方の選択肢は少ないわけではない。ただ、小さい頃から、色々な生き方があると教えられていない。
知らないと、選択しようがありません。
今の生き方が、本当にあなたに合っているのかどうか?
家庭を持ったり、会社を経営したり、ある程度現状に責任を負う立場になると、人生の選択肢は一層狭まるように思えます。
また、病に苦しんだり、借金に追われると、人生は自ら選べるものだということさえ忘れてしまいます。
しかし、どんな時でも、生き方の選択肢は必ず複数あります。
行き詰まった時は、未だ気づかぬ選択肢を探している時かも知れません。
常に、あなたが思っている以上に、選択肢はあります。
これまでのカウンセリングを振り返ると、わたしは、新たな選択肢を見つけるお手伝いをして来たことに気づきます。
「こうとしか生きられない」と思うと、行き詰ります。
「これもありだが、ああも生きられる」それを知ると心に余裕が生まれます。
人から押し付けられるような選択肢だけでなく、あなたがいいなと思える選択肢も、必ず幾つかあるものです。
苦しみを解消するだけではありません、今よりもより良く生きるために、より人生の質を上げるために、カウンセリングは活用できます。
心理カウンセラー 平史樹