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こまめに人生をリセット
今、人生に満足できていなければ、カウンセリングを受けて良いと思います。それだけでカウンセリングを受ける資格は充分です。
毎日がつらい・・・、生きるのが苦痛・・・となり、さらには体の調子も悪くなる症状が出る前に、自分自身の人生の「違和感」に、敏感に対応してみませんか?
カウンセリングを受けるタイミングのひとつは、自分自身で回復できなくなっていることに気づいた時です。
しかし、自分なりの対処はするのだけど、一時的な効果で元のつらさに戻るようでしたら、早めにカウンセリングを受けて良いと思います。
ジョギングしても、テニスをしても、お酒を飲んでも、煙草を吸っても、映画を観ても、本を読んでも、お風呂に入っても、瞑想しても、ぐっすり寝ても、占いしても、買い物しても、デートをしても、長電話しても、ペットをなでても、甘いものを食べても食べても、スッキリしないモヤモヤは、カウンセリングで解消しませんか?
とりわけ日本では、男性も女性も、本当に「ひどい」状態じゃないとカウンセリングを受ける資格はないと思っていらっしゃるかたが、多いように感じます。
電話口で、息も絶えそうなかすれ声でSOSを求めて来られるかたがいらっしゃいます。
我慢して我慢して、ついに折れかかった時に、カウンセリングをご自分に許されているのです。
確かに忍耐は美徳です。
でも、上手に人の助けを借りれば、10年の回り道が1年で済むこともあります。
つらいことに慣れてしまって、それが人生の一部になっているかた。苦しいことに蓋をして、目を背けたまま望まない人生に甘んじているかた。
その状態は、変えられます。
カウンセリングは、こまめな人生のリセットを助けます。
カウンセラーのわたしも、カウンセリングを受けます。
カウンセリングを日常に取り入れてからは、車にカーナビゲーションを付けたかのような快適さを感じています。
行く先は自分で決めるもの。ハンドルは自分で握っている。でも、渋滞していたら別のルートをいくつも提案してくれるし、ガソリンが切れそうになったらすぐにスタンドの位置を教えてくれる。今ランチをとらないとしばらく食べるところがないこともわかるので、急遽レストランを探したくなっても手伝ってくれる。突然引き返すことになっても反対せずにサポートを続けてくれる。
カーナビは、ドライブする際、何度でも行く先やルートを変えることの抵抗感を取り去ってくれました。道中何度もルートを確認したり、思いがけない渋滞を回避しつつ、状況に合わせた目的地の再設定をすることで得たものは、便利さ以上に豊かさでした。
そんな豊かさを、カウンセリングを受けることでも感じることができると思います。
心理カウンセラー 平史樹