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カウンセリング

「先伸ばしの心理」悪化してから問い合わせ

病気であっても、「まだ、大丈夫」と決めつけ、体調不良の自覚があるのについ医師に診てもらうことを先伸ばしにする心理があります。

健康診断でも、精密検査を勧める結果が出ていてさえ、専門医のもとに出掛けるのを先伸ばしにする人をかなり見かけます。

こうした「先伸ばしの心理」は、命に関わることさえあります。

かつてのわたしの経験ですが、職場の先輩を胃ガンで亡くしたことがありました。

彼は毎年健康診断を受け、その度に要精密検査と出ていたそうです。

すると「要精密検査」の文字に慣れて行ってしまったようでした。

だんだん胃の調子がおかしくなるのを感じつつもやり過ごす内に突然倒れ、手術しても手遅れの状態でした。

家族思いのかたでした。お線香をあげにご自宅にお邪魔した時、彼がよく職場でも話題にしてくれていた中学生と小学生のお子さんが、唇を噛みしめながらもきちんと正座して挨拶をしてくれた姿が忘れられません。

あと一年でも早く精密検査を受けられたら、今でも楽しく話せたかも知れないと思うと、残念で仕方がありません。ご家族はなおさら無念のことと思います。

なぜ人は先伸ばしにするのでしょう?

検査にも治療にもお金がかかるから躊躇してしまうと言う人がいますが、何か自分をケアする、改善するには、かなりのパワーが必要です。

治療には、金銭だけでなく、気力も体力もいります。面倒くさいものなのです。

また、自分が病気であることを受け容れられなかったり、認めたくない気持ちが働くこともあります。

治療は無駄な出費、かけたくない労力ととらえる人もいます。

病気を恥じる人もいます。

そんな考え方が、ますます治療を遠ざけます。

しかし、要精密検査の通知をはじめ、「どうも調子が変だな・・・」という感覚を放置し、診察や治療を先伸ばしするリスクは計り知れません。

そんな先伸ばしは、命や人生の行方を変えてしまいかねないことを忘れないでください。

カウンセリングは、心の相談だけではありません。体に関する相談に乗ることもあります。

体調を崩したけれど、病院に行くのをためらうかた。

食事療法など、代替療法にこだわるが成果が上がらず悩むかた。

職場の健康診断で要精密検査や要再検査の通知をもらって戸惑うかた。

初めての手術や入院を目前に控えて不安なかた。

慢性的な身体の病気を抱え、絶望感のあるかた。

病気のご家族とどう接し、介護したり支援したら良いか迷っておられるかた。

・・・そのようなかたのご相談も伺います。

クリニックや病院に行く前でも、治療に取り組みながらでも、カウンセリングでお話をすることで、気持ちや考え方が整理されたり、不安が軽減したり、明るい気持ちが出て、自らの病や家族の病と向き合い、前向きに取り組んで行く力を引き出すお手伝いをします。

「先伸ばし」は、自分や家族を不幸にする病のひとつかも知れません。

早めの積極的な対策を取ることで、かえって経済的にも肉体的精神的にも、負担が少なくなると思います。

心理カウンセラー 平史樹