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カウンセリング

「焦り」もつらい

「不安」と共に「焦り」の症状は、様々な心の不調、心の病にあります。

病ではなくても、「不安」の相談は多いです。

しかし、「焦り」を主な訴えとして相談されるかたはほとんどいません。

「焦り」を常に抱えているかたも、相当につらいことと思います。

「焦り」は、傲慢な性格から来るという考え方もあります。

謙虚さに欠け、自分の才能に対する過信があると、すぐに望んだ結果が得られないことに納得できず、焦ってしまうというのです。

確かにそういう面もあるでしょう。

しかし、さしたる原因もないのにむやみに湧きあがってきてしまう「不安」があるように、むやみに湧きあがってきてしまう「焦り」もあるのです。

「焦り」は、自分の人生に満足できなかったり、自分で努力したり成果を上げても、それを自分では評価できないために起こることがあります。

自分の人生を認めることができない・・・。

根底に、自己肯定感の低さがあり、さらにその奥には、深い傷があるのではないかと思います。

自己肯定感が低いと、自分を回復させたり、治療を受けるという発想がなかなか出にくいことがあります。

孤独の中で「焦り」を感じ続けているかたがいれば、是非カウンセリングをおすすめしたいです。

心理カウンセラー 平史樹

 

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