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カウンセリング

「私は何病?」

「私はうつなんでしょうか?」

「双極性障害って言われました。どうなんでしょうか?」

病名に関するご相談を頂くことがあります。

医師に診断してもらい病名を頂くのは、治療方針を立てるための仮説設定だと考えてみてください。

それは薬を処方する上でも必要ですし、カウンセリングをして行く上でもひとつの指針となります。

ただ、ご自身のアイデンティーとして病名を探し求めることは、ちょっと注意が必要です。

これまでたくさんのかたのカウンセリングをさせて頂きましたが、例えばうつとひと口に言っても、その経過は様々なのです。

特に薬物療法や休養をとるだけでは改善が難しい場合、うつの陰に統合失調症が隠れていたり、発達障害が影響していたり、性格の偏りが一層ご自分を苦しめていたり・・・、もつれた糸のほどき方は十人いれば十人違うというのが実感です。

心の病も含めて悩みごとは、「病名が突き止められれば自分に合った治療法が確定でき、それによって苦しみから解放される」というような単純なものではないように思います。

そこで思い出して頂きたいのが、あなたは病気であったり、何らかの困難で苦しむ前に、誰と比べることもできない個性を持った一人の尊い存在であるということです。

「うつ」である前に「〇山〇子」だったり「〇田〇雄」なのです。

わたしは、病名にはあまり拘泥し過ぎません。もしあなたが医師に診断名を頂いていても、それは治療に必要な道しるべの中のひとつとして理解するようにしています。

「うつ」も「双極性障害」も「統合失調症」も、「発達障害」も「人格障害」も、あなたの多様な個性の中の一面です。

病名や困難な事柄と共に、あなたがどんな存在なのか?あなたがこの人生で何をしたくて、どうしたら幸せなのか?それがわたしの関心事です。

あなたをトータルな存在として理解しようとすること、その試みのひとつがカウンセリングです。それがあって病気も含めた悩みごとの背後にある意味がわかり、それを乗り越えて行く成長のための知恵や力が湧いてくるように思います。

心理カウンセラー 平史樹